グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


【薬学部薬科学科 】学会発表報告


第38回 日本キチン?キトサン学会大会にて、機能性食品科学講座に所属する188足球直播_篮球比分¥体育官网生が学会発表を行いました!

発表内容を少し説明すると。。。

細胞外マトリックス(ECM)は、組織の中で細胞を支える土台や足場として働くだけでなく、細胞がECMに接着することで細胞内に合図(シグナル)が伝わり、細胞の増殖や分化を調整する役割も持っています。近年では、このECMの特徴をまねした基材を使い、細胞の増え方や分化をコントロールして再生医療に応用しようとする研究が進んでいます。

本研究では、ゼラチンとキチンナノファイバー(CNF)を単独、または混ぜ合わせた基材が、内軟骨性骨化の過程を再現するモデル細胞である前駆軟骨細胞ATDC5の分化にどのような影響を与えるかを調べました。その結果、CNF、ゼラチン、そして混合基材はいずれも、軟骨細胞の分化に合わせて特定の基質タンパク質のmRNA発現を高めることが分かりました。つまり、基材の違いによって軟骨細胞の分化の進み方をコントロールできることが示されたのです。

この成果は、将来の軟骨再生や新しい治療法の開発につながる可能性があります。



  1. ホーム
  2.  >  薬学部
  3.  >  薬科学科(4年制 研究)
  4.  >  【薬学部薬科学科 】学会発表報告