女子駅伝部
城西大学女子駅伝部は1989年創部で「学生駅伝日本一」を目標に活動しています。全日本大学女子駅伝対校選手権では、29年連続出場中で、過去2度の優勝、3度の準優勝を達成しています。全日本大学女子選抜駅伝競走では、第1回大会から連続出場中です。関東大学女子駅伝対校選手権大会では、過去10度の優勝実績があります。


2024富士山女子駅伝 全日本大学女子選抜駅伝競走
2024年12月30日(月)

総合6位 2時間25分27秒
1区(4.1km)
茂野 葉湖(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
13分30秒 区間18位
2区(6.8km)
兼子 心晴(経営学部 マネジメント総合学科?3年)
21分50秒 区間13位(18位通過)
3区(3.3km)
沖田 梨花(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
10分20秒 区間4位(13位通過)
4区(4.4km)
金子 陽向(経営学部 マネジメント総合学科?3年)
14分08秒 区間3位(6位通過)
5区(10.5km)
髙橋 葵(経営学部 マネジメント総合学科?3年)
35分25秒 区間9位(8位通過)
6区(6.0km)
本澤 美桜(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
20分39秒 区間11位(8位通過)
7区(8.3km)
石川 苺(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
29分35秒 区間2位 総合6位フィニッシュ
















?選手?主将?主務?監督からのコメント?
1区 茂野葉湖
富士山女子駅伝で1区を走らせていただきました。初めての大学駅伝となったこの大会は、自分のここまでの取り組みや練習状況に自信を持った中で迎えたレースでした。自分の中にある自信やワクワク感とは裏腹に、スタート後からレースが進むにつれて明らかに動かなくなっていく自分の身体と離れていく集団に、焦りと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。自分が齎してしまった悪い流れと不甲斐ない走りのせいで、チームの6位という結果に直結してしまったという事実は明確です。自分の走りが致命傷となり、チームの表彰台という目標を壊してしまいました。自分を信用して、1区に起用してくださった監督、そして応援してくださる方々を裏切るような、城西の1区として最低な走りをしてしまいました。
すぐに切り替えて来年は、ではなく、自分の今回の走りを重く、深く受け止め、向き合い、分析する時間をしっかりと作ります。大会が始まる前も、終わった後も、自分を温かく支えてくださった方々に走りで恩返しをするために、気持ちを改めて精進します。そして、来年は必ず心から笑ってこの大会を終えます。今回は本当にたくさんの応援、ありがとうございました。 そして、今後も城西大学女子駅伝部への変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
2区 兼子心晴
2区を走らせていただきました。去年に引き続きの2区となりましたが、去年とはまた違う気持ちでレースを迎えました。全日本でメンバー落ちを経験して、悔しさも味わいましたが、それ以上に上級生としてチームに貢献できない自分がとても情けなく思いました。
全日本が終わってから2ヶ月間、「富士山では絶対に自分がチームを助ける走りをする」という強い気持ちを持って取り組んできました。5000mで自己ベストを更新し、調子を上げて駅伝を迎えることができたと思います。ですが、実際走ってみたら、自分の力が全く出せず、チームのみんなに助けられる結果となってしまいました。前半の流れを決めるうえで重要な2区であんな走りをしてしまったことが今回のチーム全体の結果に繋がってしまったと思っています。体調管理や精神面も含め、全て自分の実力不足だと今回の結果を重く受け止めます。
走れることのありがたさや周りの方への感謝の気持ちを走りで体現しようと挑んだ今回のレースですが、それを実現することができませんでした。ですが、沢山の温かい言葉と声援に助けられました。この感謝の気持ちを忘れず、来年はトラックから勝負できるよう、大きな殻を破って成長した姿をお見せできるよう頑張ります。目標を達成することができず、悔しい結果となりましたが、このチームで1年間頑張れて本当によかったです。 沢山の応援とサポートありがとうございました。
3区 沖田梨花
今回、富士山女子駅伝で三区を走らせていただきました。私は1週間前まで調子がなかなか上がらず、アクシデントがあったりして納得のいく練習が出来ていませんでした。しかし富士山が近づくにつれ、少しづつ上がってきて、直前の刺激では全日本前に近いところまで調子をあげることが出来ました。そして体の動きも悪くないと自分でわかっていて、自信を持って3区の中継所まで向かうことが出来ました。レース当日はとても走りやすい気候で、緊張しすぎず落ち着いてアップをすることが出来ました。タスキを受け取った時点で前に人が結構いて見えている人全員抜いてやろう、という気持ちでスタートしました。最初はいい感じで1人ずつ抜かしていけたのですが中間点を超えたあたりから前となかなか差が縮まらなくなってきてしまってそのままあまり抜かすことが出来ず、目標タイムにも届かずひなた先輩にタスキを渡してしまいました。もっと抜かしたかったし、チームにもっと貢献したく、とても悔しいです。ですが走っている間は沿道の方々の応援が常にあって、1人の時がなくて、とても楽しく感じられました。そして最短区間なのもありあっという間に感じました。
チームの結果としても目標としていた3位以内に届くことが出来ず、とても悔しく、この1年間チームを引っ張って下さったなのは先輩と表彰台からの景色を見れないのは本当に悔しいし不甲斐ない気持ちでいっぱいです。この結果を重く受け止め、来年に必ず繋げて行けるように次の1年、まだまだ成長できるように頑張っていきます!!
4区 金子陽向
富士山女子駅伝4区を走らせていただきました。チームのみんなに助けられた全日本から2ヶ月間、どの区間を任されても今度こそは自分がチームを勝たせる走りをするという気持ちで過ごしてきました。昨年の教訓を活かし、12月のレースは回避し富士山に全てを合わせる最善の準備をしてきました。
レースでは1?3区の3人が必死に繋いできてくれた襷を胸に、4.4kmただひたすら前を追ってチームの目標のために走り抜きました。目標タイム通りではありましたが、区間賞を狙っていたので爆発的な走りができず、まだまだ力不足を感じました。“繋ぎ”とされているこの区間で自分が区間賞をとることが3位表彰台を達成させる上で欠かせないものだった為、やるせない気持ちで一杯です。そして最後まで笑顔で付き添いをしてくださり、力強く「頼んだよ」と送り出してくれたなのは先輩を表彰台に立たせてあげられなかった事が1番の悔いです。
報告会で苺からもあったように、「なのは先輩が作ってくれたこの1年があったから」と来年は笑顔で終われるようにします。日本一を獲るために入学した城西大学での時間もあっという間に残り1年となりました。立命館大学さんが表彰式で応援の皆さんと喜び合っている姿を見て「来年はあそこで笑いたい」と心の底から思い、悔し涙がでてきました。チームとしての結果、個人としての3年間ともう一度しっかり向き合い、日本一に相応しいチーム力と実力をつけて来年勝負しにいきたいと思います。2024年も沢山の温かい応援をありがとうございました。みなさんからの喜びの声や笑顔が辛いとき、諦めていられないと奮い立たせてくれる原動力です。2025年も城西大学女子駅伝部への変わらぬ応援のほど、よろしくお願いいたします。
5区 髙橋葵
富士山女子駅伝では、5区を走らせていただきました。今回の大会に臨むにあたっては、予定通りに練習を積むことができ、万全な状態で自信を持ってスタートラインに立つことができました。昨年のリベンジとして最長区間を任せていただき、今の自分の力を出し切り、今年1番の走りをすることができました。
ずっとここまで思うようにいかないことが多く、苦しい場面が何度もあったのですが、今年最後の富士山女子駅伝では、自分自身の走りをすることができました。ですが、全てが満足いく結果ではなく、個人としてはチームの順位を2つ落としてしまったり、他大学のエースに競り勝つ強さはまだありませんでした。チームとしても、目標に掲げていた3位表彰台には届きませんでした。この結果についてはものすごく悔しく、反省し改善していかなければならないなと感じます。
今年の駅伝では、全日本3位、富士山6位という成績で、嬉しく前向きな兆しもあれば、悔しく涙することもあった結果でした。しかし今、私の中で強く揺るがないことは、来年「大学駅伝で日本一になること」です。入学してからずっとぶらさずに掲げてきた目標であり、私の夢です。その夢に向かって、来年は絶対的な強いエースになり、選手として大きく飛躍する年にしていきたいです。そして、最上級生としてチームの先頭に立ち、日本一のチームを作ってきます。泣いても笑ってもこのチームで活動できるのはあと1年なので、悔いがないようにメンバー全員で乗り越えていきたいです。 今年1年、たくさんの温かいご声援ありがとうございました。今後とも城西大学女子駅伝部の応援、よろしくお願いいたします。
6区 本澤美桜
富士山女子駅伝6区を走らせていただきました。今までのレースの中でこんなにも苦しい走りになってしまったのは初めてでした。今年は自己ベストも高校時代から比べて40秒近くベストを更新して、レースでもうまくピーキングをして自分の調子をあげることができていました。ただ、今回のレースでは序盤からペースが上がることもなく、前の背中がどんどん小さくなって離されていくばかりでした。自分の実力の無さ、勝負力の無さを改めて、痛感しました。
今すぐに気持ちを切り替えるというのは凄く難しいことなのでこれから時間をかけて、自分自身と真摯に向き合い、今回の結果を重く受け止めまた一から頑張っていきたいと思っています。 年末のお忙しい中、遠方から足を運んでくださり本当にありがとうございました。
7区 石川苺
7区を走らせていただきました。今大会は大学に入って4回目の駅伝でしたが、いつも故障明けだったり不安要素がある中での駅伝だったので、やっと本当の自信を持って臨めた大会となりました。
私は上り坂を武器としているので、7区を走ってチームの目標に貢献したいという思いでこの大会に合わせてきました。「上りなら負けない」そう思って走りましたが、相手はもっと強かったです。どこで襷を受け取っても3位以内でゴールするというイメージをしてきましたが、結果は6位で目標の3位以内は未達成となってしまいました。このチームで戦う最後の大会だったからこそ、その悔しさは大きなものでした。しかし、最後まで諦めず目標をぶらさなかったこと、そして、どんな辛い時でも仲間を信じて笑顔で乗り越えてきたことはどの大学にも負けない強いチームだったと思います。来年は優勝を目指して、個人では区間賞を取れるよう頑張ります。
初めて8.3kmという長い距離への挑戦で少し不安はありましたが、絶えず声援を送ってくださり、走っていてとても楽しかったです! たくさんの応援が力になりました!本当にありがとうございました。 来年からは上級生となります。自分が走りで引っ張っていくんだという気持ちを持って日々練習に励みたいと思います。さらに強くなった城西大学をまた見ていただけるようこれからも頑張ります。 ありがとうございました。
主務 盛合凜華
今大会もたくさんのご声援ありがとうございました。このチームで最後となる駅伝では3位以内という目標を掲げましたが、6位という結果でした。全日本での3位という結果からもう一度表彰台をとチームで頑張ってきました。今年のチームは4年生でキャプテンのなのは先輩が、4年間どんなに苦しくても諦めずに地道に粘り強く取り組んできた姿がチームの色となったと思います。
1区から苦しい展開となりましたが後半区間に向けてその粘り強さが発揮された駅伝となったと感じます。監督が毎駅伝前に仰っている「結果が全てではないけれど、結果が1番大事だよ」という言葉と、6位という結果を受け止め来年の駅伝では去年があったから今年この結果があったと言えるようにまた1から頑張ってまいります。
本大会も開催いただきありがとうございました。 来年度も城西大学への変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
主将 田代なのは
まずは、たくさんのご声援ありがとうございました。結果は6位と目標にしていた3位表彰台というところには届きませんでした。ただただ、悔しいです。もう1度全員で表彰台に立ちたかったです。みんなを表彰台に導くことができませんでした。申し訳ないです。1年間、主将を任せて頂き、その中で駅伝の目標とは別にチームで大切にしてきたことがあります。それは「苦しい時こそ笑って前を向き、最後まで絶対に諦めない」ことです。 それを今回の駅伝でも見せられたと思います。自分が付き添った4区の陽向がとびきりの笑顔で走り出した時、7区の苺が沿道で声をかけた私に笑顔を見せ、笑ってゴールに帰って来てくれた時、その他にもありますが、最後まで私たちらしい駅伝はできたのではないかと思います。しかし、結果は結果です。今回の結果はしっかり受け止め、来年またさらに強くなって挑戦します。私たちは本当にしぶとく、諦めの悪い集団です。表彰台、その先の日本1を達成させるまで挑戦し続けます。
最後に、このチームの主将を任せて頂けたこと、本当に感謝しています。日本1幸せな主将です。今年のチームはこれで終わりますが、新体制になり、来年、後輩たちが今回の悔しさを晴らしてくれると信じています。必ず応援してくださる皆様に走りで恩返ししますので、今後とも城西大学女子駅伝部の応援よろしくお願い致します。
監督 赤羽周平
2024全日本大学女子選抜駅伝競走、現地またはテレビ等で、沢山のご声援をいただき本当にありがとうございました。
目標を3位表彰台と定めて全力で挑みましたが、6位という結果に終わりました。
今年の全日本大学女子駅伝では、20年ぶりとなる3位表彰台に立つことができ、学生達からは『自分達は着実に成長している』『来年は、いよいよ駅伝日本一へ挑戦したい』そんな頼もしい声が聞こえてきていました。来年駅伝日本一に挑戦する為には、全日本に続き、もう一度ここで表彰台に立つことが重要。そう考えてこの大会に臨んでいました。
10月の全日本終了後、例年故障者の増加や、アクシデントの発生で、メンバーがギリギリになってしまうことから、今年は例年以上に慎重に調整を進めました。しかし、それでもレギュラーメンバーの中から故障者が出てしまい、予期せぬアクシデントも発生してしまい、表彰台という高い目標に挑むには、不安要素が多過ぎる不安定な状況でした。
実際にレースでは、その不安要素が1区からマイナス方向へ働いてしまいました。大学駅伝初出場となった1区の茂野。入学前から予期せぬことが起き、多くの困難が立ちはだかりました。それでもコツコツと努力を重ねて、最終的に7人のメンバー入りを果たしました。ただ、当初から1区を想定していた訳ではなく、大会まで2週間を切ってからの、急遽の区間変更でした。1区を流す為の準備期間が足りなかったのは否めません。大きな緊張もあったと思います。1年生に大きな負担をかけてしまい、申し訳なく思っています。
2区の兼子は、1区が多少出遅れたとしても、必ずチーム順位を表彰台圏内まで押し上げられると、信頼してこの前半のエース区間を託した選手です。しかし、予想以上に1区が大きく出遅れてしまったことで、どこかに精神的な焦りが生じていたかも知れません。チーム内5000mトップの記録を持ち、昨年も2区で好走してくれた選手でしたが、走り出しから上手く自分のリズムに乗れず、目標タイムに大幅に届かない苦しい走りとなって区間順位を上げることができませんでした。悪くても、3位集団が見える位置では3区をスタートさせるという想定が、大幅に狂ってしまいました。
3区の沖田は、本来は1区もしくは2区での起用を考えていた選手です。しかし、好走してくれた全日本の駅伝後は、急激に調子が落ちてしまい、その後もなかなか状態が安定せず、12月には追い打ちをかけるようにアクシデントも発生。本番に間に合わない可能性がありましたが、最後は高い集中力を発揮しメンバー入りを果たしました。レースでは自分のペースを守って、一つまた一つと順位を上げ、チームに反撃の狼煙を上げてくれました。
4区の金子には、『どの区間になっても区間上位で勝負してもらう』という立ち位置を求めました。昨年この大会に上手く合わせられなかった教訓を活かして、12月はレースに出場せずに、じっくりと大会に向けて調整を進めました。想定よりも大幅に後ろからのスタートになりましたが、冷静に目標ペースを刻み、6位まで順位を押し上げる力走を見せてくれました。1年間かけて取り組んできたことを、しっかり形にしてくれました。
エース区間の5区は、昨年に続き髙橋に託しました。今年は年間を通じて練習から上手く走れないことが多く、調子が上がらない状態で駅伝シーズンを迎え苦しんでいました。12月に入り徐々に練習での走りが上向き、今年最後のこの大会では、順位こそ2つ下げる形となってしまいましたが、この大会に向けて準備できたものは、すべて出し切ってくれたと思います。ここの大会を復活の兆しとして、2025年は、真のエースとなって欲しい選手です。
6区の本澤は、この1年間チーム内で最も成長した選手で、全日本の1区でも堂々とした走りを披露してくれた力のある選手です。今回最後の最後まで、5区の起用も考え、12月に10000mにも挑戦しました。しかし、練習量が増えたことと、10000mを走ったダメージが、予想以上に残ってしまったのだと思います。本来の力からはかけ離れた走りとなってしまい、順位を上げる走りとなりませんでした。私の期待が、プレッシャーとなってしまっていたのかも知れません。
7区の石川は、私が監督に就任してから初めて『7区を走らせて下さい』と、立候補してくれた選手です。練習から上りの強さは、チーム内で群を抜いていました。ただ、大学駅伝で長い距離の区間を走ったことがありませんでしたので、正直『距離』への不安はありました。しかし、アドバイス通りに入りの3kmまでを抑えて入り、上りに入ってからエンジンを全開にして、グングンと前を追う素晴らしい走りでした。惜しくも区間賞には届きませんでしたが、初めての7区を29分35秒(大学最高記録)の区間2位と、会心の走りで、チームを6位へ押し上げました。本番の強さを十分に発揮してくれ、本当に素晴らしい『山上り』でした。
駅伝は流れが大事。これは、駅伝の鉄則です。全日本では、そのセオリー通りに、1区が表彰台を射程にできる6位で好発進すると、その良い流れを受けて2区、3区、4区が3区間連続の区間2位の快走で勢いに乗り、5区6区を上級生達が耐えて、3位表彰台に立つことができました。
全日本の時と比べると、今回は明らかに大会を迎えるまでの準備の段階で、不安要素がいくつも発生してしまい、チーム全体にも『大丈夫かな』という雰囲気が出てしまっていたと思います。
全日本の3位は、目標達成の為に学生達が本当に一生懸命に取り組んでくれた成果であり、目標達成で達成感や充実感を全員で共有できたことは素晴らしいことでした。ただ、その結果を受けて、富士山女子駅伝に向けては、どこか『満足してしまった』『油断してしまった』そんな部分があったようにも感じます。明らかに、表彰台を狙う為の準備が足りていなかった。この部分に関しては、もう一度チームを勝負できる状態に導けなかった指導者である私の力不足だったと反省しております。
今年、学生達が高い意識で競技に取り組んでくれて、緊張感がありながらも、チームの雰囲気も本当に素晴らしいものを作ってくれたことで、全日本大学女子駅伝で3位表彰台に立つことができ、いよいよ『頂点に挑戦できる』という雰囲気を作ることはできました。しかし、富士山女子駅伝では、大会前からの不安要素がそのままレースに繋がってしまい、1区から大きく表彰台争いから出遅れ『勝負の世界は甘くない』という部分も改めて突きつけられました。
2025年は、この1年間の良かった点と良くなかった点を冷静に分析して現実を受け止めた上で、もう一度真摯な姿勢で、駅伝日本一に向かってスタートを切れたらと考えています。
チームの成長は、学生達全員の努力の積み重ねによって作り上げられるものです。2024年のチームは、主将の田代なのはが、最後の最後まで諦めない姿勢を背中で示し続けてくれました。私達が指導で一番大事にしている『素直に正直に』という部分も、全力でやり抜いてくれました。今大会前から、3年生以下の学生達からは『なのは先輩を表彰台に』という言葉が自然と聞こえてきました。最後の大会こそチーム目標には届きませんでしたが、全日本で表彰台に立つことができたのは、田代なのはのリーダーシップがあったからこそだと思います。主将の田代には、心から敬意を表します。本当にお疲れ様でした。
2024年、女子駅伝部の学生達16名は、最後の最後まで、素晴らしい取り組み姿勢を見せてくれました。学生達には感謝しかありません。感動をありがとう、という気持ちです。
2024年も、城西大学女子駅伝部に多大なるご声援、ご支援、サポート。
本当にありがとうございました。2025年も、変わらぬご声援を引き続きよろしくお願いいたします。