女子駅伝部
城西大学女子駅伝部は1989年創部で「学生駅伝日本一」を目標に活動しています。全日本大学女子駅伝対校選手権では、29年連続出場中で、過去2度の優勝、3度の準優勝を達成しています。全日本大学女子選抜駅伝競走では、第1回大会から連続出場中です。関東大学女子駅伝対校選手権大会では、過去10度の優勝実績があります。


第42回 全日本大学女子駅伝対校選手権大会
総合3位 2時間5分41秒

1区(6.6km)
本澤 美桜(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
21分31秒 区間5位
2区(4.0km)(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
鈴木 優菜
12分57秒 区間2位(3位通過)
3区(5.8km)
沖田 梨花(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
19分15秒 区間2位(2位通過)
4区(4.8km)
石川 苺(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
15分45秒 区間2位(2位通過)
5区(9.2km)
金子 陽向(経営学部 マネジメント総合学科?3年)
30分38秒 区間9位(3位通過)
6区(7.6km)
髙橋 葵(経営学部 マネジメント総合学科?3年)
25分35秒 区間4位 総合3位フィニッシュ













?選手?主将?主務?監督からのコメント?
1区 本澤美桜
全日本大学女子駅伝1区を走らせていただきました。まずは、自分を主要区間に配置して頂いて走らせてもらった事を凄く感謝しています。1区では他大学の有名な選手達が揃っている中でのレースとなりましたが、目標タイム通りの走りはできたと思います。ですが5キロ過ぎから集団から離されてしまいそこに着くことができず先頭から20秒差をつけられてしまったので、そこがもったいなかったと思いました。来年必ずリベンジできるような力をつけていきたいと思います。
出走したのは6名ですがチームのサポートだったり沿道での応援がなければこの3位は取れなかったと思います。自分の思い通りの走りができずもどかしい気持ちもありますがまずはチーム目標の3位を達成できたことがすごく嬉しいですし、今後の自信に繋がると思いました。遠くからのたくさんの応援本当にありがとうございました。
2区 鈴木優菜
2区を走らせていただきました。 今回の選手選考はとても激しいもので、ギリギリまで誰が出走してもおかしくないというチーム状況でした。そのような中で最終的に2区を任せていただいたからには、信じてくれている全ての方々に私に2区を任せてよかったと思ってもらえるような走りがしたいという気持ちで臨みました。 ここ最近の調子には自信がついてきていたものの、大学ではまだ2回目のレースであり、全国の舞台ということで不安がありました。ですが、”優菜なら絶対に走れる。”と本当に色々な方から励ましていただいたこと、今回出走できず悔しい思いをしたひなのが私のサポートをしてくれて出走ギリギリまで応援してくれたこと、1区美桜の1年生ながら力強い走りを見て本当に勇気をもらいました。
レース中は何度も苦しい場面がありましたが、その時には必ず沿道で激励を送ってくださる方々がいたことで乗り越えることが出来ました。目標としていた区間賞は達成できず、どこまでも上には上がいるんだと感じましたが、それでも頂点を目指して日々目標の段階を上げていけることにやり甲斐を感じています。また、全員の力走により、チーム目標の3位を達成することができたことをとても嬉しく思っています。
チーム全員で掴んだ順位です。仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。次のステップでは、スタミナをつけ、どの区間も走れるような頼もしい選手になれるように頑張りたいと思います。この度は暖かいご声援をありがとうございました。
3区 沖田梨花
今回、全日本大学女子駅伝で3区を走らせていただきました。今まで大学の公式の大会でいい記録を残した事がなく、前回の関東駅伝でもとても悔いの残る結果になってしまったのでメンバーに選ばれた時は嬉しさと同時に緊張や不安もありました。しかしこの駅伝が近づくにつれ自分のコンディションが良くなっていることや周りには頼もしい先輩たちがいることを思い出してスタート前はあまり緊張せず少しワクワクするような気持ちでいることが出来ました。 そして1、2区の2人が本当にすごい走りをしていてとても刺激を貰って私もやってやろうと思いました。そして1つ順位を上げてタスキを渡すことが出来ました。途中、とても苦しい場面もありましたが待っている仲間や沿道からの応援のおかげで何とか粘ることが出来ました。総合でもチーム目標である3位入賞を達成出来てとても嬉しいです!
この順位は走った6人だけでなく応援してくれた方々やサポートしてくれた方々みんなで掴んだ順位だと思います。これからもこの結果で終わることがないようにさらに高みを目指して頑張っていきます!本当に応援ありがとうございました!
4区 石川苺
全日本大学女子駅伝は4区を走らせていただきました。昨年も4区を走り、区間2位だったので今年こそ区間賞を取ることを目標に走りました。しかし、今回もまた区間2位でした。目標タイムはクリアしましたが、個人の結果としてはとても悔しいです。どんな順位で襷が来ても自分のところで3番以内に持っていく気持ちでいましたが、1区から3区の選手がとても良い走りをしてくれて2番目で走りやすい位置でレースを進めることができました。エース区間の陽向先輩に襷を繋ぐので後ろとの差を広げたかったのですが、逆に詰められてしまい悔しさと申し訳なさがあります。また、ゴール直前で足がもつれてしまい最後までしっかり動かしきることができなかったのも今後の課題としていきます。
チームの結果としては3位で目標を達成することができました。葵先輩が笑顔でゴールしている姿をバスの中で見た時は自然と涙が出ました。今回走ったのは6人ですが、本当に多くの方に支えられて獲得した3位だと感じました。全員で達成感を味わえたことをとても嬉しく思います。今回、メンバーに選んでいただき、身をもって応援の力を感じることができました。走れること、応援していただけることを当たり前と思わずに何事も感謝の気持ちを持っていきたいと思います。
私が城西大学に入学した理由は駅伝日本一になるためです。今回の結果に満足せず、さらに上を目指して頑張ります! 今回はたくさんの応援ありがとうございました!
5区 金子陽向
全日本大学女子駅伝で5区を走らせていただきました。初の最長区間、エース区間、不安が全くなかったと言えば嘘になりますが、戦うための準備はしてきたと自信を持って臨みました。単独走になり前半から思い切った走りができず、みんなが作ってくれた貯金を崩してしまう走りとなりました。この駅伝をきっかけに自分の殻を破るレースがしたかった、エース区間として勝負を決める走りがしたかったです。
今回は強くて頼もしい仲間達に助けられた総合3位でした。 チームとして掲げた目標を達成できたこと、19人全員駅伝で掴み取った3位表彰台、本当に嬉しく思います。ただ、嬉しさと同じくらい悔しいと感じた3位でした。上位2チームとは背中も見えない程の大きな差があり、その要因は最長区間にあると思います。この先、優勝にアタックする過程でこの区間をただ繋いでいるだけではこれ以上の成績は残せません。来年は自分が必ず絶対的な強さを持ってチームを優勝に導きます。口だけではなく、その為には何が足りないのか、常に自分と向き合いながら取り組んでいきます。みんなに助けられた全日本、来年はその恩返しとなる全日本にできるよう頑張ります。
日本一になると決意して入学した城西大学、少しずつ自分達の理想のチームに近づいています。今回の結果を泣きながら喜んでくださる方々を見た時に、苦しい日々も全て報われたような気持ちになりました。日頃のサポート、沢山の応援本当にありがとうございます。年末の富士山女子駅伝ではこの3位が嘘にならないように、どこの大学よりも気を引き締めてまた全員で頑張っていきます!
6区 髙橋葵
今回、全日本大学女子駅伝で6区アンカーを走らせていただきました。この全日本に臨むまでの道のりは、メンバー1人1人に様々な壁があり、何度ももがき苦しみながら、チーム目標の3位を変えるのか悩んだ時期もありました。しかし、勝ちにこだわり3位表彰台をぶらさずに掲げ、こうして目標を達成することができ、諦めずに進み続けて本当に良かったなと、心より嬉しく思います。想いが詰まった襷をかけ、最後競技場に入り、3位のゴールテープをきれた瞬間は、今までにない達成感を味わうことができました。気持ちが一つになり、チーム全員で勝ち取った3位はとても誇らしく、みんなにありがとうの気持ちでいっぱいです。 個人としての走りは、まだ課題があり悔しさが残りました。まだまだ上を目指したい、強くなれると思う部分があったので、年末に行われる富士山女子駅伝に向けて、もう一度練習を積み上げていき、これまで以上の走りができるように頑張っていきます。そして来年の全日本では、優勝を掲げ挑んでいきたいと思います。 たくさんの応援やサポート、本当にありがとうございました。今後とも城西大学の応援、よろしくお願いいたします。
主務 盛合凜華
第42回全日本大学女子駅伝対抗選手権大会へのたくさんのご声援、本当にありがとうございました。本大会3位表彰台を掲げ、20年ぶりの3位という結果でした。夏合宿では大量に体調不良が出てしまい、練習継続すら出てきいない時期もありました。目標が3位でいいのか、全員でミーティングを重ね覚悟を決めて3位にアタックすることができました。今年のチームの良さである全員で何事にも全力で取り組める姿勢というものを体現できたレースだったと思います。部員、スタッフ含め19人全員で勝ち取った結果です。来年こそは日本一にアタックできるようにまた1からチームを作り支えていきたいと思います。 本大会も開催していただき本当にありがとうございました。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。
主将 田代なのは
まずは、たくさんの熱いご声援ありがとうございました。無事に目標であった3位を達成させることができました。全日本大学女子駅伝を迎えるまで3位という目標は決して簡単なものではなく、夢で終わってしまうのではないか、と不安になる状況が続いていました。主将としても思うようにチームを引っ張っていくことができず、悔しい苦しい日々でした。ですが、そんな頼りない私を補うように頼もしい15人の後輩たちが力を貸してくれたおかげで夢を目標に目標を現実にすることができました。みんな、ありがとう。これまで陸上をやってきて全国の舞台で表彰台に立てたのはこれが初めてです。私1人ではできないことがみんながいたからできた、頑張れたことがたくさんあります。このメンバーで走れるのは泣いても笑っても残り2ヶ月。後悔だけはしたくありません。私たちの強さはどんな状況も全員で楽しむことができることだと思っています。そんな私たちだからできる駅伝を富士山女子駅伝でもお見せできるように頑張ります。日頃から応援してくださる方々へ走りで恩返しできるよう、これからも私たちは走り続けます。今後とも城西大学女子駅伝部の応援よろしくお願い致します。
監督 赤羽 周平
第42回全日本大学女子駅伝対校選手権大会、現地またはテレビ等で、沢山のご声援をいただき本当にありがとうございました。
今年の目標は『3位表彰台』チーム一丸となってこの大会に臨みました。
結果、2004年以来20年ぶりとなる『3位』という結果を残す事ができました。
これで6年連続での入賞?シード権獲得となり、2000年を最後に立つ事が出来ていない「優勝」も目標にできるチームになってきたと感じています。
今年の全日本大学女子駅伝に向けては、春先から好調な選手達が関東インカレや、日本学生個人選手権、U20日本選手権などの主要大会の5000m、10000mで入賞を果たし、珍しく良いスタートを切れていました。しかし、夏前頃から全体的に徐々に調子が下降気味となり、夏合宿中には体調不良者も続出。学生達には
『3位という目標で本当に良いのか? 目標の下方修正も考える必要があるのでは?』
そう投げかけたこともありました。しかし、学生達からは
『目標は3位で変えません! 絶対に達成します!』
そう力強い言葉が返ってきて、その後の9月10月で、グッと調子を上げてきてくれました。
今年は、私が監督に就任してからのこの7年間で最も高い次元で駅伝メンバーのレギュラー争いがありました。メンバー選考は、最後の最後まで悩みました。残念ながら、今回は7番手、8番手となってしまった選手達も、3位入賞へ向けて、いつでも勝負できる状態で大会当日を迎えてくれていました。
また、日々選手達のサポートに力を注いでくれている4人のマネージャーも、常に選手達に寄り添い、選手達のことを第一に考え、素晴らしいサポートをしてくれました。
部員16名、全員の気持ちを一つにして達成できた『全員駅伝での3位表彰台』だったと思います。
年末12月30日には「富士山女子駅伝」こと、全日本大学女子選抜駅伝が開催されます。1年の締め括りとなるこの大会は、7区間での戦いです。この大会に向けては、今回結果を残してくれた6名の選手達の更なるレベルアップは勿論のこと、今回残念ながら走る事ができなかった6名の選手達が重要になってきます。今一度気を引き締めて、富士山女子駅伝へ向けての取り組みを進めていければと考えております。
引き続き、城西大学女子駅伝部へのご声援、よろしくお願いいたします。