女子駅伝部
城西大学女子駅伝部は1989年創部で「学生駅伝日本一」を目標に活動しています。全日本大学女子駅伝対校選手権では、29年連続出場中で、過去2度の優勝、3度の準優勝を達成しています。全日本大学女子選抜駅伝競走では、第1回大会から連続出場中です。関東大学女子駅伝対校選手権大会では、過去10度の優勝実績があります。


第29回関東大学女子駅伝対校選手権大会
2023年9月30日(土)
結果 総合2位 (1時間54分42秒)
1区(4.3km)
兼子 心晴(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
14分01秒 区間5位
2区(3.0km)
村上 礼乃(経営学部 マネジメント総合学科?4年)
9分49秒 区間7位(2位通過)
3区(8.6km)
髙橋 葵(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
28分40秒 区間4位(2位通過)
4区(5.6km)
金子 陽向(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
18分34秒 区間3位(2位通過)
5区(7.3km)
白木 ひなの(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
24分36秒 区間4位(2位通過)
6区(5.6km)
田代 なのは(薬学部 医療栄養学科?3年)
19分02秒 総合2位




















*選手コメント
1区 兼子心晴
去年に引き続き、関東大学女子駅伝一区を任せていただきました。 先頭と5秒差以内で区間3位以内で襷を渡すのが目標でしたが、目標を達成できず、チームの流れをつくることができませんでした。ですが、チームとしての目標を達成することができ、笑顔でゴールできたのはすごく嬉しかったです。
私自身、夏合宿で暑さから体調を崩してしまい、その後もうまく練習を積めず、駅伝で調子が戻るかもわからず、毎日不安でした。しかし、去年よりも練習のボリュームはこなすことができていて、スタミナには自信があったのでワクワクした気持ちでスタートラインに立つことができました。 前半は落ち着いて走ることができましたが、集団がばらけてからは前を追いかけることができずに悔しい走りとなりました。みんなに助けられる結果となりましたが、1か月後に迫った全日本ではチームの目標に貢献できるような走りをできるように気持ちを切り替えて頑張ります。
今回は、2年生3人で初めて駅伝を走ることができました。やっとやっと3人で走れてすごく嬉しかったです。いつも練習から意識高く取り組んでいる2人の存在があるからこそ、苦しい時期も乗り越えることができています。2人に負けないくらい自分も頑張らなければならないと感じました。
関東駅伝では全日本の通過点として反省点が多く見つかった良い機会となりました。全日本では、それぞれが任された役割を果たし、笑顔で目標を達成できるよう、意識高く取り組んでいきたいです。 沢山の応援とサポートありがとうございました。
2区 村上礼乃
今回、関東大学女子駅伝で2区を走らせていただきました。また、4年目になって今年初めてのレースとなりました。 年明けに怪我をして、その後の練習では気持ちに身も入らず、前半シーズンは かなり苦戦してしまいました。 しかし 夏の練習から調子が上がり、合宿では過去の自分を超える練習も増えてきました。その中で迎えた今回のレースは自信を持って挑みましたが、順位を上げることができず、勢いのある走りができず悔しい気持ちでいっぱいです。
今回の結果で現実を知れたこと?悔しいと思えたことで、まだまだ修正できる部分があるので、前向きに捉えて次に繋げていきたいと思います。 私は今年の12月で引退をする為、何もかもが最後を迎えています。毎回の試合で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、あと少し頑張ります。 本日はありがとうございました。 今後とも応援よろしくお願いします。
3区 髙橋葵
関東大学女子駅伝で、昨年と同様3区を走らせていただきました。 私個人の走りとしては、チームの順位を上げられたことはとても良かったのですが、区間順位やタイムなどは他大学さんのエースに比べたらまだ力及ばず、悔しい思いがありました。しかし、この関東駅伝で最長区間を経験できたことによって、今現在の自分の実力を知り、もっともっと力をつけていきたいと思うことができました。次の全日本では、さらに強くなった姿をお見せできるように頑張ります。そして、今回の駅伝はこのチームで臨んだ初めての駅伝でした。一人一人の想いが詰まった城西の襷をゴールまで繋げたこと、昨年の駅伝でサポートをしてくれた陽向が中継所に立っていて、笑顔で襷渡しができたこと、復活したなのは先輩をゴールで迎えられたこと、たくさん嬉しかった出来事がありました。今年の城西にとっていいスタートが切れたと思います。これからの駅伝がとても楽しみになってきました。
私は、さらにレベルアップさせて、チームに貢献できるような走りを目指して頑張ります。 沿道でのたくさんの応援がとても力になり、頑張ることができました。ありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします。
4区 金子陽向(主将)
関東大学女子駅伝の4区を走らせていただきました。自分にとっては今大会が大学初駅伝となり、約2年振りのロードレースとなりました。沿道からの大応援を受けながら、やっと城西大学を背負って走れた事を本当に嬉しく思います。沢山の応援ありがとうございました。
個人としては、順調に夏合宿前半を乗り越え、自分でも大きく成長できたなと手応えを感じていました。ですが、2次合宿に入ってすぐ足を痛めてしまい、関東2週間前にようやく走りを再開しました。チームには直前まで沢山の不安と迷惑をかけてしまった事、申し訳なく思います。 今回のレースは全日本に向けた通過点として設定ペースを設け、練習の一環として臨みました。久しぶりのロード感覚、駅伝の雰囲気を味わい、自分の状態と課題を確認する事ができました。残り1ヶ月で自分の100%を創り上げ、大きく成長した姿を見ていただけるように頑張ります。
チームとしては目標であった3位入賞を達成する事ができました。最後まで襷が繋がり、なのは先輩がとびっきりの笑顔でゴールしてくださった事、チームとして臨む初の駅伝を良い形で終えられた事を嬉しく思います。ですが、まだまだ100%の総合力ではありません。今日出走した6名に加え、心強く頼もしい選手達とマネージャー達が居ます。全日本5位入賞という目標に向けて、13人全員で気持ちを新たにもう一段階レベルアップしていきます。
朝早くから、大学関係者をはじめ沢山の方々に来ていただき、本当にありがとうございました。沿道からの「城西頑張れ!」がとても力になり、自分たちの駅伝をする事ができました。 この先全日本、富士山ともっと城西のユニフォームを輝かせられるよう頑張りますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
5区 白木ひなの
関東大学女子駅伝、5区を走らせてもらいました。走る前は7.3kmという今まで経験したことのない距離、また一緒に走る選手のレベルの高さに不安を感じていました。 ですが、走り始めてみると合宿の成果もあってか前半は前との差が縮める走りができました。 しかし、ラスト1km程で脱水を起こしてしまい、コースを間違え、タスキを渡す所を間違え、大幅にタイムロスをしてしまいました。レースが終わった後に何と言っても言い訳になってしまいますが、それがなければ区間賞を取れたかもしれない、という想いがありとても悔しいです。なにより脱水を起こしてしまったという部分が大きいと感じていて、意識が朦朧としてしまったのでコースやタスキを渡す位置の勘違いをしてしまいました。次の駅伝では、今回よりも気候も涼しくなっていると思うので同じ失敗は繰り返さないとは思いますが、より一層気をつけて全日本に挑みます。
今回、自分が思っているより他大学の選手に劣っていないことがよく理解できたので、今日の悔しさは全日本にぶつけます。何より今日は、チーム目標である3位以内を達成できたこと、タスキを無事に繋げたことがとても嬉しかったです。ここに来るまで色々なことがあったけど 頼もしい先輩方と同期に背中を押してもらって楽しく大学駅伝デビューすることができました。このメンバーであと2回駅伝を成功させます!! 応援ありがとうございました。
6区 田代なのは
関東大学女子駅伝、6区を走らせて頂きました。自分自身、2年ぶりのレースでした。スタート前は楽しみと不安どちらもありましたが、応援してくださった沢山の方々のおかげで無事にゴールに襷を運ぶことができました。
この2年間大きな挫折を味わい、1度は走ることから離れましたが、ずっと待っていてくれた監督コーチ、チームの仲間、多くの応援してくださっている方々に走りで恩返しをすることが目標でした。走れる喜びを一歩一歩感じながら走ることができました。ですが、走り自体はまだまだ満足いくものではありません。今日見つかった課題と向き合いもっと強くなり1ヶ月後の全日本女子駅伝で完全復活といえる走りをできるよう頑張ります。応援ありがとうございました。
*監督コメント
監督 赤羽周平
第29回関東大学女子駅伝、本学女子駅伝部への沢山のご声援、本当にありがとうございました。
昨年のこの大会では、5区終盤で脱水症状となり途中棄権という結果に終わりました。襷をフィニッシュまで繋ぐことができませんでした。
今大会も、スタート前から気温27℃、湿度も80%前後と、この時期の駅伝開催としてはかなり過酷な気象条件でした。
今年の大会には、2年生主将である金子陽向が明るく元気にチームをまとめ、とても良い雰囲気で大会に臨むことができていました。6選手全員が落ち着いてレースを進め最後まで襷を繋ぐことができ、2位という結果で今大会を終えることができました。
チームは、10月29日(日)に宮城県仙台市で開催される全日本大学女子駅伝に照準を合わせています。今大会は、全日本へ向けての「テストレース」という位置付けでした。
メンバー6名の状態は、概ね70~75%程度のコンディションだったと思いますが、駅伝レースという実戦から、全日本の目標を達成させる為にそれぞれが克服すべき課題が明確に確認できました。また、今回残念ながら出走することができなかった残りの選手達も全員がポイント練習に入っている状況です。全日本では、より高いレベルでのレギュラー争いがあってメンバーが決まることになると思います。
今年は比較的部員数が少ないチーム状況ですが、部員達の1人1人の競技意識は非常に高く、選手もマネージャーも全部員が、全日本大学女子駅伝、そして年末の富士山女子駅伝において、チームとして掲げた目標を達成させる為に、気持ちを一つにして日々の活動に励んでいます。
来月の全日本大学女子駅伝を含めて、トラックレース、駅伝レースが続いていきます。今後とも、本学女子駅伝部に温かいご声援をよろしくお願いいたします。