篠原さんは将来、教員を目指しているとのことですが、そのきっかけは？

篠原 中学校の理科の先生を目指しているんですけど、私が理科を好きになれたのは中学校の時の先生のおかげだったんです。そこから実験が面白くなって、もっと知りたくなりました。その楽しさを、次は私が下の世代の子たちに伝えられたらと思っています。

大学の選択肢がたくさんある中で、なぜ、城西大学を選んだんでしょうか？

篠原 地元の栃木でも探したんですけど、化学を学べるところが少なかったんです。そして、化学を学びながら教員試験も受けられるということで、たどり着いたのが城西大でした。いまは教員試験の合格を目指してますが、国家試験である危険物取り扱いの資格なども取得できたりして、将来の選択肢の幅は広がっていると思います。

授業では日々、実験の繰り返しかと思いますが、印象に残っている実験はありますか？

篠原 ベンゼンという炭化水素からニトロベンゼンを作る実験ですね。その実験は高温にしすぎると爆発する可能性もあるものだったんですけど、とにかく危険と隣合わせだったので思い出深いです。

学内でお気に入りの場所があれば教えてください。

篠原 図書館が1階から7階ぐらいまであるんですよ。そこには参考書だけでなく、雑誌や漫画などいろいろ置いてあるんです。読書好きな人にとってはとにかく楽しい空間だと思います。パソコンも置いてあるから調べものもできますしね。あと、学食が美味しいです（笑）。おすすめはラーメンですね。400円以下で食べられるし、味もいいし、ほぼ毎日食べてます（笑）。