女子駅伝部

城西大学女子駅伝部は1989年創部で「学生駅伝日本一」を目標に活動しています。全日本大学女子駅伝対校選手権では、29年連続出場中で、過去2度の優勝、3度の準優勝を達成しています。全日本大学女子選抜駅伝競走では、第1回大会から連続出場中です。関東大学女子駅伝対校選手権大会では、過去10度の優勝実績があります。

2023富士山女子駅伝 全日本大学女子選抜駅伝競走

2023年12月30日(土)

総合6位 2時間26分37秒

1区(4.1km)
村上 礼乃(経営学部 マネジメント総合学科?4年)
13分29秒 区間15位

2区(6.8km)
兼子 心晴(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
21分17秒 区間4位(5位通過)

3区(3.3km)
澤井 風月(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
10分22秒 区間6位(4位通過)

4区(4.4km)
石川 苺(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
14分11秒 区間2位(3位通過)

5区(10.5km)
髙橋 葵(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
36分29秒 区間17位(6位通過) 

6区(6.0km)
白木 ひなの(経営学部 マネジメント総合学科?1年)
19分51秒 区間2位(5位通過)

7区(8.3km)
金子 陽向(経営学部 マネジメント総合学科?2年)
30分58秒 区間10位 総合6位フィニッシュ

?選手?主将?主務?監督からのコメント?

1区 村上礼乃
1区を走らせていただきました。 今回で私は競技人生最後のレースとなりました。 私が1区を走らせてもらうまでに、チームの中では様々な出来事がありました。故障者が出て 誰1人と欠けてはいけない状態の中、絶対に最後は自分が走るんだという気持ちで取り組んできました。
本来は違う区間を走る予定でしたが、1区という重要な区間を任せてもらえる機会をいただき、城西大学を背負い 走らせていただきました。本番は15位という流れで後輩達に任せてしまうことになりましたが、チームでは6位入賞することができたので良かったです。
私事になりますが、4年間 思い描いていた競技人生には届かず、たくさんの方に心配や迷惑をかけてしまいました。その中で 成人になっても高い目標に向かって全力で走ることができ、それを日々サポートしてくださっている方々がいるという環境が当たり前ではないことを痛感し、人として成長できた4年間になったと感じました。
この1年間 最上級生でありながら、後輩達にはたくさん迷惑をかけてしまいましたが、少しでも競技を続けることの難しさや、上級生としての意地を見せてきたことを感じ受け止めてもらえたら嬉しいなと思います。 まだまだ伸び代のあるチームなので、これからの城西大学の活躍に期待したいと思います。 たくさんの方に支援していただいたおかげで、最後まで陸上競技に向き合うことができました。 本当にありがとうございました。

2区 兼子心晴
2区を走らせていただきました。主要区間で、前半の流れを作る大事な区間を任せていただいたこと、チームみんなで笑顔で襷を繋げたことが何よりも嬉しかったです。個人の走りとしては、目標としていた区間タイムと区間順位を上回ることができました。今回は、前にいる選手は絶対に抜くという強い気持ちで最初から怖がらずに走ることができ、全日本大学女子駅伝の反省を活かすことができました。しかし、区間3位以内に入れず悔しいです。
全日本が終わってからの2ヶ月間様々なことがありましたが、このチームで最後まで諦めずに突っ走れて良かったです。目標は達成できませんでしたが、城西の一員として、頑張れていることをとても誇りに思います。今年は、トラックレース、駅伝とたくさんの経験をさせていただき、もっと「強く」なりたいと思った一年間でした。来年こそは、自分がチームの戦力の中心となれるように、自分の殻を打ち破る一年にしたいと思います。 大好きなこのチームも今日の駅伝で最後だと思うと、とても寂しいです。4年生の先輩方から学んだ事を胸に次の目標に向けてまた頑張りたいです。
今回も沿道からの沢山の応援が本当に励みになりました。ありがとうございました。

3区 澤井風月
富士山女子駅伝では3区の3.3kmを走らさせて頂きました。今回の駅伝は大学に入り、初めての駅伝であり、ずっと目標にしていた駅伝でした。緊張ももちろんしていたのですが、それ以上に楽しみな気持ちが大きい状態でスタートラインに立つことができました。 今回の3.3kmは12月に3000mの自己ベストを更新できたこともあり、自信を持って走ることが出来ました。目標は10分30秒切りの区間5位以内だったのですが、結果は10分22秒の区間6位で、順位で目標を達成することが出来ず、すごく悔しかったです。自分があと少しでも粘ることが出来ていたら、チームの目標に近づけたかもしれないと考えるとすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
レースとしては、最初の1kmは予定よりも速くいい形で入ることが出来たのですが、後半の2kmで1秒ずつ設定から落ちてしまったのが良くなかったなと思います。また、ラストの300mでもっと切り替えることができていたら区間3位まで狙うことも出来たと思うので、すごく悔しいです。自分の弱さは、後1秒やあと少しが粘りきれず、目標を達成することができないことだと思います。駅伝では、この1秒がどれだけ大切か改めて実感しました。これからはまず気持ちの面でこの1秒に負けないようにするために、練習でも1秒を大切にして取り組んでいきたいです。
礼乃先輩と心晴先輩がすごくいい位置で持ってきてくれたタスキをもう1つ順位を押し上げて苺に渡したかったのですが、すごく前との差がある状態で苺に渡してしまったのは、本当に申し訳なくて、もっと強くなりたいと思いました。
今日一緒にタスキを繋いだ6人の先輩や同級生は、本当に強くて速くて、尊敬するところばかりです。特に同級生の2人は大きな舞台で結果を残していて本当に憧れです。そんなチームの中で、走れることに感謝して、少しでも早くみんなに追いつけるように冬季練習を頑張ります!!そして、来年の駅伝では、自分の走りでチームの目標達成に貢献する走りを絶対にします。そのためにも、監督やコーチの指導の元、素直に正直に取り組むことを忘れず、また、新しく入ってくる新入生を引っ張って行けるようにコツコツと頑張っていきます。
今回は富士山女子駅伝を走らせて頂き本当にありがとうございました。大学の駅伝を経験することができ、駅伝の面白さや難しさを実感するいい経験になりました。そして、もっと上を目指したい強くなりたいと思うきっかけになったと思います。今回の悔しさをバネにもっともっと頑張っていきます。
年末にも関わらず多くの声援とサポートありがとうございました。本当に大きな力となりました。そして、これからも応援よろしくお願いします。

4区 石川苺
富士山女子駅伝では4区を走らせて頂きました。 12月初めの日体大記録会の後、ストレッチで足を痛めてしまい、予定していた練習を全て回避して今回のレースに臨むこととなりました。ほぼ1ヶ月、走って追い込む練習ができていない状態だったので不安な気持ちが常にありました。みんなで立てた5位という目標を自分のせいで達成できないのではないか。4年生の4年間、きつい練習、合宿を乗り越えたみんなの1年間を無駄にしてしまうのではないかと思うと怖くて走りたくないと思ってしまう時もありました。しかし、思うように走れず不安な自分に同級生、先輩が苺なら大丈夫だよと励ましてくれた事が本当に嬉しくて、改めてこのチームの為に走って目標を達成したいと心の底から思いました。 結果は6位で目標達成できず悔しさはありますが、仲間を信じ最後まで襷を繋げたことはとても嬉しかったです。個人では入りを落ち着いて後半ビルドアップするレースプランだったのでプラン通りに走れたことは良かったです。全日本に続く区間2位は悔しさが残るので来年はどこの区間を任されても区間賞を取り、チームに貢献します。
今年も沢山の応援ありがとうございました。来年こそ目標を達成して良い報告ができるように頑張るので、今後も応援よろしくお願いします。

5区 髙橋葵
今回は富士山女子駅伝で5区を走らせていただきました。この駅伝で、エース区間と言われる重要な区間を任せていただいたのですが、その役目を果たすことができませんでした。ここまでの状態はとても良く、自信を持って臨むことができたのですが、本来思い描いていた走りをすることができず、目標とする区間順位や区間タイム通りの走りをすることが出来ませんでした。
今回不安要素を抱えているメンバーもいたので、私がそこを補えるような走りをするつもりが、逆に大きく足を引っ張ってしまいました。チームの目標であった5位以内を達成できなかった大きな要因は私であったと思います。とても情けなく、チームのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私はまだ、普段の練習の段階から波があり、自分をうまくコントロールできない時があります。それが今回のレースで出てしまったのだと思います。それだと本当のエースではありません。いつでも外さず安定していて、チームから信頼される選手が、真のエースだと思います。今の私にはそこがまだ欠けているところです。 ここで折れていては先には進めないので、まずは自分自身と向き合って、またさらに強くなった状態で来年もエース区間で勝負できるように頑張りたいです。 そしてこの1年、たくさんの出来事があり、何度も大きな壁にぶつかりましたが、チームの仲間がいたから乗り越えることができました。このチームで1年間頑張ることができて、メンバー13人と少ない人数ではありましたが、チーム力は最高で最強でした。ここまで支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
城西大学はまだまだここからだと思っています。来年再来年は、表彰台、そして日本一を目指すチームになれるように頑張っていきます。これからも応援の程、よろしくお願いいたします。

6区 白木ひなの
まず、この1年間女子駅伝部を応援してくださった全ての関係者の方々、ありがとうございました。結果が出ない時期もありましたが、変わらない温かい応援があってこそ、ここまで走ってくることができました。本当に感謝しています。
今回の富士山女子駅伝は、1年の締めくくりとなる大会であり、また、4年生にとっては陸上人生最後の大学駅伝でした。私自身もこの駅伝に対する想いは強く、どの区間を走ったとしても区間3位以内で走るという覚悟で準備してきました。6区を走らせてもらうと決まった時は、平坦なコース、6.0kmという短い距離から、区間賞を取ることを目標に決め、スピードを上げる練習に取り組みました。今まで達成できなかった練習も高水準で達成することができ、身体も精一杯絞ることができたので、自信がある状態でスタートラインに立つことができました。結果は1つ順位を上げての区間2位。目標としていたタイムには及びませんでした。自分があと30秒速く走っていれば。順位をもう1つ上げて繋げていたら。と思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。今年で1番仕上げた状態で挑んだ駅伝でしたが、全国の壁の大きさを思い知らされました。ですが、今までのように打ちのめされることはなく、むしろまだ努力が足りないのであれば、もっと努力するしかないと思っています。そこの捉え方で、自分の成長を感じることができましたし、そう思えるほど今回は精一杯やれたと自分で認めることができています。
今回は納得できたレースとまではいかずとも、1年間やってきたことは間違いではなかったという確認ができました。あとは、更にレベルを上げて練習を積むのみです。
大学に入学して1年。あっという間に過ぎようとしています。そして、チームとしての1年間は富士山女子駅伝を持って終了しました。1人では絶対見られなかった景色をこのチームに見させてもらっています。城西大学に来なかったら、辛いこと苦しいことがなかったら、沢山の偶然が重なって今の自分になっています。
私は今の自分がとても好きです。そう思えるのは、これまでの経験と、仲間、応援してくださる方々のお陰です。来年は私を作ってくれた全ての方々に恩返しができるような走りをします。そして自分自身も周りの方々を作る1部になれると良いなと思います。
沢山の応援、本当にありがとうございました。より一層頑張るので、変わらぬ応援よろしくお願いします!!

7区 金子陽向(主将)
富士山女子駅伝7区を走らせていただきました。 チーム目標としていた5位で襷をもらい、自分の区間で守り切る事ができなかったこと、アンカーとしての責任を果たす事ができず申し訳ない気持ちと悔しさでいっぱいです。昨年からずっと走りたかった7区を任せていただいたにも関わらず、100%の状態でこの日を迎える事ができませんでした。自分はこの7区で戦う強さも力も覚悟も足りなかったと痛感しました。チームのキャプテンとして最後の仕事をしっかりと果たし、全日本の時のような達成感を全員に味わってもらいたかったです。心の底から喜んでもらいたかったです。そんなに甘くない世界で自分自身の弱さを思い知りました。
来年は私がチームを勝たせる選手になります。堂々と“区間賞獲ります”と宣言できる、“陽向がいるから大丈夫”と言ってもらえる選手になります。
チームとしては全日本が終わってから、7人の選手が揃わず出場も危うくなるような状況になりました。ですが、誰一人として目標を諦めず自分達を信じてこの大会に向かいました。1区?6区の選手は自分達の理想通りの展開、それを上回る勢いで繋いできてくれました。この1年間、辛い事も苦しい事も先が見えなくなった時もありましたが、この13人のメンバーだから乗り越えられたと思います。このメンバーだったから目指せたもの、掴めたものがありました。2年生でキャプテンを務めさせていただけたこと、監督コーチ?チームのみんなに本当に感謝しています。また、今年は例年以上に多くの方が女子駅伝部を応援してくださり、暖かい声援を送ってくださりました。 皆様に沢山のパワーをいただきながら1年間着実に成長する事ができたと思います。本当に応援あってこそのチームです。そして、城西大学はもっともっと上を目指せるチームです。この悔しさをバネに更なる高みを目指して来年も全員で頑張っていきます。2023年も本当に多くのご声援とサポートをありがとうございました。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

主務 盛合凜華
2023富士山女子駅伝への温かいご声援ありがとうございました。今年は通常開催となりました。多くの方々のご支援により大会が開催されました事、心より感謝申し上げます。 関東大学女子駅伝、全日本大学女子駅伝と目標を達成し挑んだ今大会でしたが、6位という結果でした。
全日本が終わった後に、もう一度目標と見つめ合い5位入賞を確実に達成しようと決めました。結果としては達成することができませんでしたが、前年までの7位を上回ることができました。それでも悔しいと思えていることが成長であると思います。
走っている人数が駅伝のメンバーに足りない時もありましたが「克己心」をテーマに13人全員が高い意識を持って1年間頑張ってきました。4年生が引退されてもまだまだ強い後輩が残ります。来年表彰台を目指し、再来年日本一にアタックできるチームだと思います。 引き続き、2024年も城西大学女子駅伝部への変わらぬご声援よろしくお願いいたします。

監督 赤羽周平
2023全日本大学女子選抜駅伝競走、現地またはテレビ等で、沢山のご声援をいただき本当にありがとうございました。
目標を5位以内での入賞と定めて全力で挑みましたが、あと一歩及ばず、6位という結果に終わりました。
全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝。両全国大会を5年連続で入賞することができました。ただ、表彰台にはまだ距離がありました。まずはこの事実をしっかり受け止めます。
10月の全日本大学女子駅伝後は、3000m、5000m、10000mでそれぞれ自己新記録を更新できた選手達が複数出てきてくれて、更に全日本に間に合わなかった選手も順調に練習が前進していて、富士山女子駅伝へ向けてかなり期待ができる状況がありました。しかし、11月末から12月中旬にかけて、故障者やアクシンデント発生の選手が複数出てしまい、昨年同様大会前は、不安要素有の苦しい状況でした。この仕事を携わって初めて「チームが棄権する可能性ある」という覚悟もしていました。
 このメンバー?このオーダーで勝負しようと最終的な決断ができたのは大会2日前でした。私の心の中の不安は、学生達にも伝わってしまっていたことと思います。そんな中で、女子駅伝部の学生達13名は、本当に素晴らしい戦いを見せてくれました。感謝しかありません。
 2023年はチームにとって大きな試練と言えるような状況があった1年間でしたが、2年生主将の金子陽向が、持ち前の明るさとポジディブ思考、そして誰よりも素直に正直に一生懸命やり抜く姿勢を貫きながら立派にチームを牽引してくれました。歴代の主将に負けないくらいの本当に素晴らしいリーダーシップでした。
2023年を終えて、監督?コーチ?管理栄養士、そして学生選手?マネージャー???
誰一人この結果や状況に満足はしていません。今後も「学生駅伝日本一」を目指すことに変わりはありません。2023年は、全日本で4位まで届いたことで、表彰台が現実的になったことは私以上に学生達が感じてくれている筈です。2024年は、また新たなチームと共に新たな目標を決めて全力で精進いたします。
2023年も、城西大学女子駅伝部に多大なるご声援、サポート、本当にありがとうございました。2024年も、変わらぬご声援を引き続きよろしくお願いいたします。

写真:月刊陸上競技提供

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