坂戸市所蔵美術品展

現代版画の世界
前期:中林忠良と東谷武美
後期:交差する版画

  • ギャラリー2

    概要

    Overview

    この度、城西大学水田美術館におきまして、「坂戸市所蔵美術品展:現代版画の世界」を開催します。

     

    本学がある埼玉県坂戸市は、現代を中心とした美術工芸品を所蔵しています。 点数は凡そ151点で、内訳は、油彩画、日本画、版画、書等で構成されています。この度の展覧会では所蔵品の中から現代版画に焦点を当て、 銅版画、リトグラフ、木版画作品合計44点を前期と後期に分けてご紹介します。

     

    前期では、現代銅版画の第一人者である中林忠良(1937-)の《転位》シリーズを中心とした1960年代から90年代前半までの銅版画13点と、 中林に師事した東谷武美(1948-)のリトグラフ《日蝕》シリーズのうち1980年代から90年代の作品9点の計22点を展示。 そして、後期では山本容子(1952-)、鈴木英明(1945-)、筆塚稔尚(1957-)の3人の銅版?木版画計22点を展示します。

     

    展示作品を通して、版画の持つ多様な表現世界をお楽しみください。

    展覧会情報

    Exhibition information

    会期: 【前期】2018年11月3日(土?祝)~ 12月8日(土)【後期】12月13日(木)~ 2019年1月26日(土)
    観覧料: 無料
    会場: 城西大学水田美術館 ギャラリー2
    主催: 城西大学水田美術館
    特別協力: 坂戸市
    ※開館時間: 10:00~16:00
    ※休館日: 日曜日?月曜日?祝日?11月6日(大学祭片づけのため) ?冬期休業期間(12月25日~1月7日) ?1月18日~19日(大学入試センター試験に伴う準備および試験実施日のため) ※ただし、11月3~5日は大学祭のため開館

    主な展示内容

    Works

    展示の一部をご紹介いたします。

    • 《転位'92-地-Ⅰ》

      • 中林忠良
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      • エッチング、アクアチント、余白なし、2枚組
      • 1992年 ?Tadayoshi Nakabayashi 2018/JAA1800134 (前期展示)
    • 《日蝕N》

      • 東谷武美
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      • リトグラフ(アルミ版)
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      • 1986年(前期展示)
    • 《Ping Pong Pineapple》

      • 山本容子
      •          
      • エッチング、アクアチント
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      • 1977年(後期展示)
    • 《MONTORK-5 ”what's going on”》

          
      • 筆塚稔尚
      • エングレービング
      • 1984年(後期展示)
    • 《L-104》

          
      • 鈴木英明
      • エッチング、雁皮刷、手彩色
      • 1998年(後期展示)
      • すべて坂戸市蔵

    関連イベント

    Connection Event

    • 鑑賞+ワークショップ

      「作品のカタチや植物を使って形を写しとろう!」

      2018年12月15日(土)13:30~15:00
      講師に藤田 百合氏(女子美術大学特命助教、エデュケーター)をお迎えし、ワークショップを開催しました。
    • アーティストトーク

      鈴木英明氏による作品解説

      2018年12月22日(土)14:00~14:40
      展示室で作品を鑑賞しながら鈴木英明氏によるアーティストトークを行います。
    • アーティストトーク

      筆塚 稔尚氏による作品解説

      2019年1月12日(土)14:00~14:40
      展示室で作品を鑑賞しながら筆塚 稔尚氏によるアーティストトークを行います。

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